東京青山で開催された、水素水プレスセミナーに行ってきました。講師は水素水研究の日本の第一人者太田教授のご子息、水素健康医学ラボの太田史暁社長でした。お父様の研究を広める活動や商品化などをされているようです。
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では、早速、水素水セミナーの内容を私の私見も踏まえて、画像は様々なサイトからお借りして、水素水についてまとめました。
①水素便乗商品に注意
まずは類似とも言えない便乗商品への警鐘です。以下の商品は、今、全国の研究者が研究している「水素」ではありません。水素ブームに便乗した商品なのでご注意ください。
例)マイナス水素イオン、活性水素、水素吸蔵サンゴ、固体水素 、そして水素水であってもペットボトル製品は水素が抜けてしまうので、水素が入っていないそうです。
②水素の基本
・水素はH2という水素分子の状態で安定。
・水素と酸素を触れさせるだけでは燃えない。
・無味、無臭、無色である。
・とても小さく、軽い。
・1リットルに溶けるのは、常温で1.6mgが飽和値。
(80度で0.8mg、氷点下では2.0mg)
・空気中にも0.001%存在。
・腸内細菌やバクテリアを産生する身近な物質。
③水素水とは・・・
水の中に水素分子(H2)が漂っている状態。
水槽は酸素を漂わせている酸素水と言えますね。
私たちが呼吸するのは空気中の酸素。
魚たちが呼吸するのは水の中の酸素。
④アルカリ還元水と水素水はまったく異なる。
アルカリ還元水を水素水かのようにうたっている場合があるが、アルカリ還元水は水素水は入っていません。水素水は科学研究に基づいているもの。水素の大原則は測れること。水素量(水素濃度)が明記されていない水素関連商品は信用してはいけません。
⑤水素の医学効果
始まりはやはり2007年のネイチャーメディシン。
世界的権威の医学雑誌で発表された水素論文でした。
世界から寄せられた論文の中から月に3つしか掲載されない狭き門の医学雑誌に「水素論文」が掲載されたのです。その価値がどれだけ凄いかが分かります。
その論文の論点は・・・
「水素の選択的抗酸化作用」
です。既存の様々な抗酸化物質(ビタミンC、ポリフェノールなど)は選択的ではなく全体的で、全ての活性酸素に反応します。
一般的には活性酸素=悪というイメージがありますが、じつは活性産の中には私たちの体の役に立つ機能もあり、それを持っている善玉活性酸素もあるのです。
善玉活性酸素は、体内のウイルス、雑菌を除去する機能があります。従来の一般的な抗酸化物質は、実は善玉活性酸素にも反応、つまり全ての活性酸素を還元してしまうのです。
水素水は悪玉活性酸素だけに反応する選択的抗酸化物質なのです。凄いでしょう!
これが水素水の選択的抗酸化効果です。
⑥活性酸素の発生メカニズム
では、活性酸素はどのようにして発生するのでしょう。まずはその原因を見てみましょう。
・不規則な生活(不眠、食べ過ぎ)
・化学物質(化学調味料など)
・たばこ
・肥満
・ストレス
・過度な運動(マラソンは特に過度)
・汚染ガス、電磁波
・太陽の紫外線
などが活性酸素を生み出す原因です。
ではそのメカニズムは??
説明はこちらの図が分かりやすいと思います。
⑦水素水の効果効能
水素の様々な効果を、とても分かりやすいエビデンスを元に説明されました。
今、医学界で研究されているものは、こちらだそうです。
赤字が人体での臨床試験中
黒字が動物実験中
青字が研究中
これら以外にも、抗炎症、抗アレルギー、脂質代謝亢進、ホルモン産生などにも触れました。ここでセミナ全体の半分くらいです。
ここからは実際の具体的研究結果を見ながら、水素の様々な効果をご説明してくれました。続きはまたアップします。
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