多くのメーカーから発売されている水素水。
まずは水素水の量。
私たちは水素水から水素を摂るために飲むのですから、水素の量を確認する必要があります。この量については過去の記事で詳しく説明しています。健康な人であれば1日に0.8ppm以上の濃度で250mlの水素水を飲めば十分量です。その際の水素の数は60,000,000,000,000,000,000(6,000京)です。これは太田教授が最近発表した論文にも載っています。
水素濃度が0.4ppmであれば500ml。
水素濃度が0.8ppmであれば250ml。
水素濃度が1.6ppmであれば125ml。
という事になります。参考にされてください。ご自分の水素水を確認してみてください。
ここで大事な注意点があります。
それは、その水素水を一度に飲みきれるかです。なぜ飲みきれないといけないのか?それは水素の漏れとばい菌の増殖です。
①水素の漏れ
水の中にある水素は空気があると、そちらに移動してしまう性質があります。一度開けた水素水は、基本30分以内に飲むことをお勧めします。水素が水から抜け出してしまうからです。では飲み残したら・・メーカーからの資料を見ると、写真のように空気が入らないように閉じると書いてあります。これはまさに空気に水素が抜けるのを防ぐためです。ただこれって何気に難しいし、少しは空気が残ってしまします。
因みに、元々容器内に空洞があるペットボトルやアルミ缶の商品は、飲む前に空気の方に水素が抜け出している為、水のなかには殆ど水素は残っていません。ペットボトルはプラスチック面からも抜けまくっているので論外ですが・・
②雑菌の繁殖
やむを得ず、上記の方法で一日冷蔵庫に置いておき、翌日飲んだらどうなるでしょうか?
一言で言うと口から出た雑菌の巣窟となります。
ペットボトルの雑菌が24時間でどのくらい増殖するか。「あさチャン!」が飲みかけのカフェオレ・ペットボトルを28度の環境下に置いて実験を行った。口をつけた直後で1リットル当たりの細菌数は1000個、3時間後はそれが1万3000個、6時間後は2万4000個、12時間後1300万個、24時間後は2000万個にもなっていた。2万倍です。水素水の場合は雑菌は水素効果でさらに活発になります。だから基本30分で飲みきれるサイズの水素水を買わないといけないのです。
食品衛生に詳しい東京医科大の中村明子教授は、飲みかけのペットボトルのなかの雑菌は「腹痛や食中毒につながる大腸菌、発熱や腎炎の原因になる連鎖球菌、ときには癌につながる菌も存在し、増えれば増えるほど体に悪影響を与えます」と警告してします。
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