国立健康栄養研究所に取り上げられた「水素水」について、正しい情報を広めたい!

一部のマスコミ、個人のSNSで、国立健康栄養研究所が取り上げられた「水素水」について、誤解を受ける情報となって広まっていることを受けて、水素水研究の第一人者太田教授が、正しい情報を発信されていますので、「太田成男のちょっと一言」のから抜粋してご紹介ご説明いたします。医学的知識の無い一般人には少し理解しにくい部分もあるかもしれませんが、マスコミやSNSの記事をそのまま鵜呑みにしてはいけない事は分かります。



●水素水の定義

水素水の定義をしています。「水素水とは、水素分子(水素ガス)の濃度を高めた水である。」とし、「水素水の調製法としては。今まで、公的機関で水素水の定義をしたところがなかったので、これからはこの定義を使う事になるそうです。

(1)加圧下で水素ガスを水に充填する方法

(2)マグネシウムと水、あるいはアルミニウムと酸化カルシウムと水の化学反応により水素分子を発生させて溶存する水素分子濃度を高める方法

(3)水の電気分解により陰極側に発生した水素分子が豊富な水を利用する方法

※電気分解により調製された水は、還元水素水、アルカリイオン水、電解水素水などと呼称されることがある。」としています。

●水素水の有用性

有効性については、「ヒトでの有効性について信頼できる十分なデータが見当たらない。現時点における水素水のヒトにおける有効性や安全性の検討は、ほとんどが疾病を有する患者を対象に実施された予備的研究であり、それらの研究結果が市販の多様な水素水の製品を摂取した時の有効性を示す根拠になるとはいえない。」と書かれています。

「信頼できる十分なデータが見当たらない。」というのは、このデータベースでの常套句ですので、特に水素水に関してだけデータがないというわけではありません。すでに信頼できる十分なデータがあるなら、研究する必要はないわけですから、納得できる表現です。


●水素水の安全性

安全性についての、「信頼できる十分な情報が見当たらない。」としていましたので、安全性に関するデータをいくつか指摘してきました。しかし、「そのデータは水素であって水素水ではない」とのこと。「水が安全で、水素も安全で、お互いに反応しないのだから、水素水も安全だと言ってもよいのではないか?」(太田)との問いには、「水は安全だとしても、一般の方はせいぜい2リットルくらいしか水は飲まない。しかし、水素水が健康にいいと思うと、4リットルも5リットルも飲もうとする人がでてくる。多くの被験者で水素水4リットルを何日も飲んで安全だというデータがない限り、安全だとは言えない。」との答えでした。1日4リットル飲ませる臨床試験については、倫理審査委員会で承認されることはないでしょうから、そのような試験はできません。

また、水の安全性については、「水素水の製造工場では、食品工場として保健所が立ち入り、水の安全性を担保しているのだから、水素水の水自体の安全性については担保してもよいのではないか?」(太田)の問いには、「日本で流通している水素水を製造している工場を100%リストアップして所轄の保健所を100%リストアップして、そのすべての保健所から、使っている水は安全だと言うリポートをいただければ納得します。」という答えで、「もし、ひとつでも保健所の目をすり抜けて、安全でない水を使っている工場が一つでもあれば、水素水に使っている水も安全とは言えない。」という立場でした。もちろん、この要求に答えるのは不可能です。安全だと言い切るのは、不可能ということです。


詳しくは「太田成男のちょっと一言」をご覧ください。